ちなみに、食費についてはAさんの妻が出しているという。
「自炊をする時の食費は基本的に妻の負担で、外食する際もそんなに高くないものであれば妻が出します。焼肉だったりお寿司だったり、ちょっと贅沢をするときは私の負担になりますけどね(笑い)。あと、日用品などは妻が出すことが多くて、家電などの高価なものは私が出します」(Aさん)
高価なものはAさんが出費する一方で、Aさんの妻は貯蓄に励んでいるという。
「今後子供ができたときのためのお金として妻が貯めているものですが、もしも子供ができなくても、妻が自由に使えるお金としてできるだけ触らないようにしています」(Aさん)
完全折半の事実婚、夫婦で使う口座開設
事実婚カップルの中には、完全にすべてのお金を完全に折半しているという夫婦もいる。都内在住40代の男性・Bさんのケースだ。
「私は家賃を振り込む担当で、それ以外はすべて妻が一旦支払います。そして、毎月10日くらいに前の月に使ったお金を全部計算して、その半額を妻に支払います。そして、妻は家賃の半額を私に支払う。生活費は完全に割り勘です。ただ、自分の洋服や趣味のものなどは、自己負担で勝手に買っていいことになっています」(Bさん)