住まい・不動産

池袋が「遊ぶ街」から「住む街」に変貌、家賃は渋谷の3分の2

 駅を出れば、ビックカメラやヤマダ電機など、これまた巨大な家電量販店が並び、都内最大級の書店・ジュンク堂も存在。駅から10分程度歩けば、ご存じ「サンシャイン60」もそびえ立っており、老若男女のすべてをまったく退屈させません。

 近年は、アニメグッズや同人誌を扱う店が集う通称“乙女ロード”や、アニメイト本店など、東口方面にはオタク界隈の方々が集結。西口にはバレエやクラシック公演でおなじみの東京芸術劇場、落語ファンが集う池袋演芸場などがあり、文化の香りも漂っています。

 鉄道網の充実も申し分ありません。JR山手線、埼京線、湘南新宿ラインという強力ラインナップに加え、東京メトロは丸ノ内線、副都心線、有楽町の3線が通り、さらに東武東上線、西武池袋線の始発駅として、毎日大勢の乗降客が利用。乗降客数ランキング2位という数字ももっともです。

渋谷と比べてこんなに家賃が安い!

 新宿や渋谷と比べて、池袋が「住む街」として魅力的なのは家賃です。ワンルーム・1K・1DKの相場は、渋谷が13.58万円、新宿が10.86万円に対し、池袋は8.79万円(「ライフルホームズ」調べ)。渋谷という街のブランド力は認めざるを得ませんが、渋谷と池袋にそこまでの差があるとは思えません。

 具体的には、西口の池袋本町、池袋3丁目、4丁目、山手通り裏の上池袋といった住所は狙い目。東京音大がある南池袋や雑司が谷にもお手頃な物件は多数あります。その近辺には庶民派スーパーもあり、生活費も抑えられます。

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