家計

50才目前で貯蓄ゼロ女性、「生涯収支」算出が人生の転機に

 40才で乳がんを発症。幸い加入していたがん保険などで330万円が下りた上、高額療養費制度の活用で、治療費の心配はなかったけれど、しばらく仕事を休むことに。

 これがいけなかった! 自営業は仕事を休んだら、仕事がこなくなる。そうと気づいた時には遅く、少しずつ仕事の依頼が減って、年収は3分の1にまで激減。

 でもね、収入は急に減っても生活水準って急に落とせないんです。そしてついに、50才を目前にして、預金がゼロに…。これはもう、早く死ぬしかない。将来が不安すぎて何も考えられない状態に。

 そんな時、「お金の不安は、いくらお金が足りないのか、具体的にわかると消える」と、専門家からアドバイスをいただき、「生涯収支」を出すことに。これが私の“貯金生活”への転機となったのです。

働くモチベーションが上がりました!

 数字が苦手な私にとって、現在の資産と短期収支、そして生涯収支まで出すのは本当に大変で、終えた頃には2kgやせました(笑い)。

 でも生涯収支を書いていると、だんだん理想の未来像が浮かんでくるんです。例えば、65才までに2軒目の家を買って、今の自宅を売って80代で老人ホームで暮らすなど。

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