投資

株主優待活用術、22万円分の家電も実質タダで獲得

 先日、ヤマダ電機で炊飯器やスチームオーブンなど合計22万円分の家電を購入したのですが、現金は1円も払わずに済みました。ヤマダ電機では1000円の買い物につき500円の割引券が1枚使えるので、クロス取引でもらった優待券で11万円分を払って(※注2)、残りは他の優待でもらったギフト券などを使って実質タダでゲットできたんです。

 ここまで大人買いをしなくても、毎年、優待を使って家電を1つ新しく買い替えるくらいはできると思います。

【注2/ヤマダ電機では1回の買い物では最大54枚(2万7000円相当)の優待券までしか使えないが、1品ずつ会計していくと、その都度、優待券を最大54枚まで使うことができる】

 私は株のオフ会や勉強会に参加して個人投資家さんと交流するのが好きで、SFPダイニング(3198)や三光マーケティングフーズ(2762)など、優待を持っているお店に行くことも多いですね。

 みんなで優待券を出し合うと、ほぼタダで済んでしまうこともよくあります。ファンケル(4921)でもらえる自社製品の化粧品などは両親にプレゼントしています。

 もともと私は、株主優待にはあまり興味がなかったんです。

 でも、1000万円の資金があれば利回り1%でも、一度の月末だけで10万円分の優待をもらえる。やっぱり利用しない手はない。一番お得で効率のいい株数を持って、しかも名義が多いほうが有利なので家族ぐるみで株をやるのもいいと思います。

 それに、優待株は下落リスクにも強いので、長期で持っていても比較的安心できるメリットもあります。

※マネーポスト2017年夏号

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