田代尚機のチャイナ・リサーチ

中国の格付け28年ぶり引き下げ、中国経済の先行きは本当に暗いのか?

 中国経済の規模は日本と比べ2倍を超えており、依然として6%後半の成長率を維持している。市場が大きく、成長が速いといった特徴に加え、中国の外交的能力は高く、したたかである。自由化、国際化を進めると公言する一方で、国内市場、産業の保護を実行している。イノベーションについては、アリババ、テンセントに代表される世界的な規模のハイテク企業が存在し、いろいろな先端分野で国際社会をリードし始めている。中国については、もっと包括的に分析する必要があるだろう。

文■田代尚機(たしろ・なおき):1958年生まれ。大和総研で北京駐在アナリストとして活躍後、内藤証券中国部長に。現在は中国株ビジネスのコンサル ティングなどを行うTS・チャイナ・リサーチ代表。ブログ「中国株なら俺に聞け!!」、メルマガ「週刊中国株投資戦略レポート」も展開中。

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。