ただし、重要なのは、「オレが仕事を取ってきたし、実際に編集の手は動かすので1ページあたり1万円もらうので。後のライティング・イラスト・写真については、皆公平に支払う」という事前の納得を相手にしてもらうことです。
さらには、彼らに対しては、私にとっての発注主から直接支払ってもらうことも重要です。こちらが無用なピンハネをしていると捉えられては妙な恨みを持たれてしまいますからね。こちらは全スタッフがどれだけの仕事をしたかを明朗会計で発注主に報告していました。
かくして、このシステムを作ることにより、多くのページを編集・執筆することができ、2倍の年収になったのでした。つまり、フリーで年収を上げるには「まずは効率化を図り、仕事のスピードを上げよ」→「他人に頼り、仕事量を増やせ」の2段階で最初の数年間は劇的に年収を上げることができるようになります。まぁ、そこから先は苦難の連続ではありますが……。