住まい・不動産

家賃の高さ都内ナンバー1の渋谷 住むなら狙い目は?

 買い物に関しても、まったく不自由を感じることはないでしょう。東急本店、東急東横店、西武百貨店と、デパートだけでも3つあり、マークシティ、ヒカリエ、マルイ、PARCO、東急ハンズ……数え切れないほどの商業施設が存在。5月には「MEGAドン・キホーテ」、6月30日にはニトリもオープンしたほか、駅から10分程度歩けば、小規模スーパーも点在しているので、日常の買い物にも苦労することはありません。

それでもあなたは渋谷に住みますか?

 ここまでは渋谷の良いところばかりをあげてきましが、この街のデメリットにも言及しなくてはいけません。まず最大のマイナスポイントは、とにかく人が多すぎるところです。もともと渋谷は、若者でごった返してきた街でしたが、ここ数年で外国人観光客が劇的に増加。彼らが目指す駅前のスクランブル交差点は記念撮影スポットと化し、ハチ公広場は年中お祭り状態です。

 そういった状況の中、渋谷駅は現在大規模な改修工事が進行中。通路が狭かったり、迂回を強いられたりと、電車の乗り降りや乗り換えはなかなかのストレスです。スクランブル交差点はもちろん、センター街、公園通り、道玄坂、宮益坂……とにかくあらゆる場所が人で溢れており、その点は十分に覚悟が必要です。また道路に関しても、上述の青山通り、明治通りとも、渋谷駅近辺は大渋滞スポット。車を利用する際は覚悟が必要となるでしょう。

 そして家賃の高さも驚異的です。ワンルーム・1K・1DKの相場は14.39万円で都内ナンバー1(「ライフルホームズ調べ」)、2位の恵比寿(12.75万円)と比べても圧倒的。新宿の10.85万円、池袋の8.93万円と比べれば、いかに高いかがわかるかと思います。

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