『スーパーマリオワールド』、『F-ZERO』、『超魔界村』、『ファイナルファンタジーVI』などのほか、幻のタイトルと呼ばれ実際にはリリースされなかった『スターフォックス2』も収録される。
「スーパーファミコンでは、多種多様なタイトルが発売されており、セレクトはかなり難しかったと思います。そのなかでも定番系を中心に誰も楽しめるタイトルをバランスよく選んだ印象。マニアックさはほとんどなく、より多くのユーザーをターゲットにしているので、かなり売れるのではないでしょうか。ファミコンミニ以上の争奪戦となるという予測もあります」
収録タイトルが異なる海外版はさらなるプレミア化も
スーパーファミコンミニの価格は7980円(税別)。家庭用ゲーム機としては安い方だが、プレミアが付くことも予想されている。
「ファミコンミニは税別5980円ですが、現在は生産を一旦終了しており、正規ルートで購入することは非常に難しい状況です。Amazon.co.jpなどでは1万2000円から1万5000円ほどのプレミア価格で販売されています。生産台数にもよりますが、スーパーファミコンミニについても、転売目的での買い占めなども予想されるので、早い段階で予約をしないと、手に入らない可能性も高まるでしょう」
一方、スーパーファミコンミニの海外版となる『Super NES Classic Edition』は9月29日に発売される。しかし、収録タイトルは日本版と異なるという。
「海外版も日本版と同じ21タイトルの収録ですが、『MOTHER2 ギーグの逆襲』『悪魔城ドラキュラ』など日本版には入っていない人気作が含まれています。これらのゲームを求めて、わざわざ海外版を購入するゲームファンも少なくないはずです」