ズバリ、今入るべき保険とは一体どんなものなのか。キーワードは“損保系”と“カタカナ生保”だという。
“損保系”とは、三井住友海上あいおい生命や東京海上日動あんしん生命など、損害保険会社系列の生保だ。生保業界では後発だが、逆にそのおかげでバブル崩壊の影響を受けておらず、旧来の生保に比べ、財務健全性がいいという。
一方、“カタカナ生保”とは、プルデンシャル生命やソニー生命、メットライフ生命などの外資系生命保険会社や後発の生保、ネット系生保などを指す。
特に外資系は、今回の保険料値上げにほとんど影響を受けない外貨建てや変額保険も扱う。その人に合った保険をオーダーメードで提案してくれる点も魅力だ。
「保険料が高くなったからといって、保険に入ると損するとは、必ずしもいえません。そもそも、なんのために保険に入るかを考えることが大切なんです。生涯でいつ、いくら必要か計算すれば、必要な保障、入るべき保険が見えてきます」(大手外資系保険会社・山本雅人さん)
保険料が上がった今だからこそ、慎重に選びたい。
※女性セブン2017年7月20日号