マイナス金利の影響で保険会社の運用利回りが下がり、保険料が値上がりしている。そうした中で、ここ数年は、時代のニーズに合わせた個性的な保険も注目を集めている。
例えば、昨年登場した日本生命の『ChouChou!(シュシュ)』は、日本で初めて、不妊治療を保障している。特定不妊治療を受けると、6回目までは1回につき5万円、7~12回目までは1回につき10万円が給付される。さらに、三大疾病や死亡保障、出産時の給付なども保障される。
また、少額短期保険にも、ユニークな商品が多い。これは、保険料を掛け捨てで安く抑え、保険期間を短期に設定した保険の総称。例えば、ジャパン少額短期保険の「痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険」、通称「痴漢冤罪保険」は、痴漢と疑われた際にその場で弁護士からアドバイスを受けられる。痴漢加害者と疑われた際に、すぐに弁護士と話せ、発生後48時間の弁護士費用も負担する。
他にも、AWPチケットガード少額短期保険「チケットガード」は、病気や出張などで行けなくなった舞台やコンサートのチケット代を補償してくれる。
保険は必ずしも必要はないが、ライフスタイルに合ったものであれば、強い味方になる。何が自分に必要なのか見極めることが大切なのだ。
※女性セブン2017年7月20日号