また駅前に住んでいる時は行きつけの飲み屋が何店かあったというが、引っ越してからはあまり行かなくなったという。
「単純に歩いて出かけるのが面倒なので、飲みに行く頻度は格段に減りました。月に5万円くらいは飲み代に使っていたのが、ほぼ0になりました。今は、会社の付き合いなどで飲みに行くくらいです。家賃は3万円高くなったけど、飲み代が減った分で十分まかなえています」
これらの生活の変化は、決して意識していたものではないという。
「節約しようと思っているのではなく、家の周りにお金を使う場所があまりなくなったので、結果的に無駄遣いが減ったということです」
駅から遠い物件に住むメリットは、家賃の安さ以外にもあるようだ。