続いて、ハンバーグレストラン『びっくりドンキー』。こちらの最安値は「レギュラーバーグディッシュ 150g」668円(一部店舗では価格が異なる)だ。1皿にハンバーグとサラダとライスが盛られたメニューで、ガッツリ食べたいときにはよさそう。
最安値メニューが3種類あるのが『ジョナサン』。「たらこと貝柱のスパゲティ」、「海老のマカロニグラタン」、「B.L.T.サンド」の3つのメニューがそれぞれ699円で最安値となっている。値段を気にしつつも、3つから選べるというのはありがたいところだ。
ドリア、雑炊は最安値メニューの定番
中華レストラン『バーミヤン』では、499円の「バーミヤンラーメン」と「チャーハン」が最安値メニュー。専門店なら700~800円くらいするのが当たり前のラーメンを500円以下で食べられるというのは、お得感があるかもしれない。ラーメンとチャーハンを一緒に頼んでも1000円と考えれば、さらにお得な気もする。
そして、ファミレスの最安値メニューの定番となっているのがドリアや雑炊だ。『ガスト』では「ミートドリア」が399円で、『サイゼリヤ』では「ミラノ風ドリア」が299円で、それぞれ最安値となっている。また、『ココス』では590円の「半熟卵とベーコンのドリア」と「和風きのこ雑炊」が最も安く、『デニーズ』では599円の「1/2日分の野菜が摂れるスープごはん」が最安値だ。
ファミレスでドリアや雑炊を頻繁に注文するという30代の男性はこう話す。
「ガッツリ食べたい時は別のメニューを頼むんですが。ちょっと小腹が空いたときなんかは、ドリアはすごく助かります。感覚としては牛丼なんかに近いです。あとは、ハンバーグなどのおかずを食べるとき、ライスの代わりにドリアを頼むこともあります。いろんな頼み方ができるユーティリティープレイヤーですよ」
ただ単に安いだけではなく、美味しくて様々な“活用法”があるという点が、最安値メニューの大きな魅力といえそうだ。