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ご当地マンホールに変わり種ポスト…手軽にインスタ映えを狙う方法

「日本全国のマンホールの写真を撮るので、もちろん交通費はかかるのですが、私の場合は仕事で地方に行った時、ついでにご当地マンホールを探すようにしています。入場料や撮影料がかかるわけでもないし、撮影の機材もデジカメひとつで大丈夫なので、実際はほとんどお金がかかりません。マンホール写真をインスタグラムに投稿すると、結構『いいね!』がつくんです。あと、マンホールのデザインから、その土地の歴史や名産などを知れるのも楽しいです」(前出Mさん)

 最近では「マンホールカード」として、地方自治体がマンホールの写真が載ったトレーディングカードを配布。さらには、人気漫画キャラクターなどをデザインしたマンホールも登場するなど、いわばマンホールを活用した町おこしも展開されている。

「ネットなどでもマンホール情報はたくさんチェックできますし、マニアも多いので情報交換も盛んです。仕事などで地方に行く機会が多い人であれば、比較的気軽に始められる趣味だと思います」(前出Mさん)

変わり種ポストやレトロ自販機でもインスタ映え

 マンホールのように、街なかにあるものの写真を撮ることでインスタ映えを狙う人は多い。40代の男性会社員Hさんは、“変わり種”郵便ポストの写真を撮るのが趣味だという。

「ものすごく大きなポストとか、黒いポストとか、日本全国には変なポストがたくさんあります。それを写真に撮ってSNSにあげています。“ポストといえば赤”とか、“ポストといえば円柱か、直方体”といった定番があるからこそ、色が違ったり、模様が入っていたりするだけでも、かなりの違和感で面白い写真になりやすい。“これがポスト?”っていう驚きもあるので、ネットでの受けはとてもいいです」

 変わり種ポストを写真に撮るのも、お金はかからない。

「私の場合は、ポストを撮影するために旅行に行くことも多いので、まったくお金がかからないわけではないんですが、ただ単に旅をするという趣味にひとつ違う要素を上乗せしているイメージですね。また、同じような感じで古い駅舎や変わった駅舎の写真を撮るのも楽しいです」(前出Hさん)

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