料金がかかるってことは作らないほうがいいんじゃない?と思ってしまうが、そうではない。現在、一般的な調剤薬局(調剤基本料1または4を算定している薬局)を6か月以内に再利用し、おくすり手帳を持っていくと、薬剤服用歴管理指導料は110円(70才未満で3割負担の人の場合、以下同)。初めて行った薬局やおくすり手帳を持っていない患者は150円だ。
「利用する薬局を1か所に決めて、毎回同じところに手帳を持参すると1回あたり40円節約できます(※大病院前にある門前薬局、チェーン展開している薬局など、一部を除く)」
おくすり手帳の重要性は節約だけではない。
「万一、事故にあったときにもおくすり手帳を持っていると、適切な治療が受けやすくなります。普段から記録してもらう習慣をつけましょう」
※女性セブン2017年8月10日号