仕事に没頭し、長く母子家庭状態だった大倉家だが、家族仲はよく、息子たちは一度も反抗期がなかったという。
「妻が私を父親として立ててくれたのが大きいです。『お父さんに感謝しなさい』と言って育ててくれました。だからなのか、息子たちには絶対に私の悪口を言わない。見てないでしょうけど、私は自分の背中を見せて、働く姿勢を伝えてきたつもりなんですけどね。自分の力で、夢を追い続けてほしいと思っています。
誤解してほしくないのは、私は息子らの夢より自分の夢の方が大事だということ。自分の人生ですからね。応援はしますけど、息子たちには、説教じみたことは言いませんよ。ただ、カラオケでは『野風増』を歌って、メッセージを伝えています。“男は夢を持て”ってね(笑い)」
酉年も後半戦。大きな夢を背負った『鳥貴族』は、さらに力強く羽ばたきそうだ。
※女性セブン2017年8月10日号