急激な円安進行もあいまってハイペースな物価上昇が続いている。そうした中で家計を防衛するためには、日々の節約が不可欠だというのは、経済アナリストの森永卓郎氏だ。ここでは、固定費の中でも光熱費のケチケチ節約術を、森永氏が紹介する。
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電気代の節約術としては、部屋の断熱を強化する方法があります。窓に緩衝材のプチプチを貼るだけで随分違います。
古いエアコンや冷蔵庫を新型のものに買い替えれば、その分の電気代は半分ぐらいになる。また、蛍光灯をLEDに買い替えれば、やはりその分の電気代は半分ぐらいになります。買い替え費用はかかりますが、10年後を考えればかなりの節約になります。
さらに、こうした節約術を実践して基礎消費を下げることができれば、契約アンペアを下げて基本料金を安くすることが可能になります。
なお、お風呂もガス代を下げるなら、浴槽での入浴ではなく短時間シャワーで済ませることが有効です。
※マネーポスト2015年新春号