トレーダーとしておさえるべき2つのポイント
さて、私がウルカヤ氏のエピソードから見出したポイントは2つです。1つ目は、30万円ほどの資金しか持たずに渡米したウルカヤ氏が、約10億ドルの売り上げを誇る企業を作ってしまった点です。
そして2つ目は、工場買い取りのチャンスを逃さなかった点です。もしウルカヤ氏が工場を買い取らなければ、「チョバーニ」の成功は無かったかもしれません。ウルカヤ氏は「実は多くの人に毎日チャンスが訪れている」とも語っていますが、誰にでも必ず訪れるチャンスをしっかりとつかんだことが成功へと繋がったのです。
私がこの2つのポイントを元に、トレーダーの方にお伝えしたいことは、「仮に元手の資金が少なかったとしても、それを悲観してはいけない」ということと、「チャンスを見逃してはいけない」ということです。
例えば私自身、最初にFX(外国為替証拠金取引)口座を開設した時に入金した金額は150万円でした。しかし、その資金を使って短期間のうちに億単位の利益を獲得することができました。私だけではありません。私の教え子で、30万円の資金を10年かけて2億にまで殖やした方もいらっしゃいます。
アメリカ最大のヨーグルトブランドを作ることはさすがに難しいかもしれませんが、元手の資金が30万円であっても、トレードの技術をしっかりと身につければ、億の利益を獲得することは可能です。まずはそのことを信じて学ぶことが大切です。
ただし、そのためには、相場をしっかりと学ぶことに加え、「チャンスを絶対に逃さないこと」が重要です。