エアコンに関して必ず話題になるのが、「つけっぱなしがいいのか、消したほうがいいのか」という議論。ダイキンが行った実験では、
●9時から18時の間は、30分程度の外出であれば、つけっぱなしのほうが消費電力量は少ない
●長時間外出する場合は、消したほうが1日の消費電力の合計は小さくなる(電力料金単価27円/kWhとして計算)
という結果になったという。
「昼間の30分~1時間程度の外出なら、つけっぱなしでいいでしょう。それでも気になる人は、温度を上げて外出してみてはいかがでしょうか。夏の室内は熱中症リスクもありますから、冷房をつけるのを我慢するのは避けたほうがいい。冷房は“敵”ではありませんから、上手に使いましょう」
電力プランの見直しで電気代が高くなるケースも?
エアコンに続いて、冷蔵庫も節電を考えたい。
「冷蔵庫の場合、まずは開閉回数を減らすこと。冷蔵庫は上部、側面、背面から排熱しているケースが多いので、壁から少し離して置くようにするとよいでしょう。また、冷蔵庫本体に直接日光が当たると排熱を妨げてしまい、電力を余分に消費してしまいます。あらためて置き場を見直して、陽が当たらないようにしてみてください。
ほかにも、熱した料理を入れる場合は粗熱を取ってから入れるようにしたり、効率のいい『自動運転モード』を活用するなどすれば、冷蔵庫の節電になるでしょう」