住宅ローンの利用や借り換えなどを検討しているなら、対人窓口がある地方銀行や信託銀行、信用金庫がおすすめだ。ファイナンシャルプランナーの國松典子さんは、こう語る。
「なぜなら、これらの銀行や信金の対面の方が融通を利かせてくれる可能性が高いからです」(國松さん)
また、資産運用をするなら、銀行のネームバリューにだまされてはいけないと、『捨てられる銀行』(講談社現代新書)の著者、橋本卓典さんは言う。
「顧客のことを考えているかを見極めましょう。やたらと同じ金融グループの商品や、手数料が高い商品を売りつけるような銀行はおすすめできません」(橋本さん)
資産アドバイザーなどではなく、単なる窓口担当が商品をすすめる銀行は、顧客本位ではないと思った方がいい。
「どんな銀行でもメリットがあればデメリットもある。デメリットを許せるかどうかで選びましょう」(國松さん)
※女性セブン2017年8月24・31日号