午前中に1ドル=109.83円まで下落していましたが、午後には1ドル=110円台まで切り返し、そして米国雇用統計の発表とともに、一気に111円台まで上昇しました。
109.83円と110.13円を比べると誤差がありますので、「えっ、110.13円を下抜けているけど?」と思われるかもしれませんが、もちろん誤差は生まれます。1銭の誤差もなくフィボナッチ通りに相場が動くということではありません。
また、先にお伝えした通り、私は1つのテクニカルツールだけを確認してトレードしているわけではありません。他のテクニカルツールや統計データなども確認した上で、「1ドル=110.13円の水準から反転し、上昇方向に切り返すだろう」と考えたわけです。
フィボナッチ以外に活用したテクニカルツールやデータに関してここではお伝えしきれませんが、いずれにしても上記のように私自身はチャートを分析することで億単位の利益を獲得し続けています。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。