目先の業績予想をみると、今期(2017年8月期)は売上高が前期比36.2%増の37.6億円、経常利益が同83.4%増の5億円、純利益が同23.2%増の3.12億円を見込むが、もちろんここにはハイパーループ関連の収益は含まれてこない。
今後、夢の次世代交通システムが現実味を帯びてくるようだと、同社の株価も異次元へと突入するのは必至で、その上昇余地は無限大と考えても不思議ではないだろう。まさに夢を買う「ハイリスク・ハイリターン」銘柄のひとつといえる。そう考えると、リターンだけでなく、リスクにも目を向けておかなければならない。くれぐれも全力投球だけは避け、余剰資金を振り向けるようにしたい。