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高齢者再雇用 月収36万円と24万円で所得差1万円の不合理

「60歳を過ぎると、現役並みにフルで働けば総収入が増えるとは限りません。年金や給付金の制度を把握し会社と相談しながら、取りこぼしのない給与額にする必要があります。

 具体的には給与の一部を退職金に回す方法があります。60~65歳の間、1年間に40万円の退職控除がつきます。なので、年間の給与を40万円分下げて、それを退職時に受け取れば、退職年金に所得税が掛かりません。年金受給額の減額対策にもなる。これがもっとも年金を賢くもらう方法です」

 働き損だけはくれぐれも避けたい。

※週刊ポスト2017年9月15日号

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