ただ、それに加えて「配当金」のことも考慮しなければいけません。9月末には「くりっく株365」の「日経225証拠金取引」において、買いポジション1ロットあたり1万3000円の配当金が入りますので、それを見越した新規買いが入り、相場は月末にかけて上昇する可能性が出てきます。
そうした点を踏まえると、9月の日経225相場は、上旬から中旬にかけて上がったり下がったりレンジっぽい動きをし、下旬にかけては上昇する傾向がある、といえるのではないでしょうか。
相場暴落時に生き残るだけでなく絶好の買い場にする
ただ、これはあくまで傾向であり、必ずそうなるとは限りません。例えば今は北朝鮮関連の地政学的リスクなども考慮しておかなければいけません。何か有事が起これば、日経225の相場が一気に1000円幅以上下落する可能性も考えられます。
それでも、必要以上に恐れることはないでしょう。相場が大きく下落してマーケット全体が恐怖心から投げ売りしているような状態になれば、むしろそこが絶好の買い場となります。大勝利トレーダーというのは、世間が恐怖に怯えているまさにその時に、バチーンと買って、大きく利益を獲得するものです。