「安くてお得」と注目を集めている、スーパーの独自ブランド「PB(プライベートブランド)」。知っているとトクするPBの利用術を、節約アドバイザーの丸山晴美さんが語る。
「私の場合、めんつゆや出汁には『わが家は絶対にこのブランド』というこだわりの品があるので、決まったブランドの商品を買っています。
でも、みりんや料理酒、冷凍野菜にはこだわりがないので、安いPBを買う。日用品でも、洗濯用洗剤はドラッグストアでいつものブランド商品を、台所用洗剤やトイレ用洗剤はこだわりがないのでスーパーでPBを買っています。これを意識するだけで、出費がだいぶ抑えられますよ」
例えば牛乳やチーズ、カレールーなど同じ食料品群をNB(ナショナルブランド)とPBで20品目ずつ購入した場合、1回の買い物でおよそ1500円の差が出るといわれている。「年間で換算すれば、万単位での違いが出ることも珍しくありません」(丸山さん)という。