天ぷらの「チェンジ」活用で満足度も上昇
こうして酒飲みをする前提でてんやに行くこともありますが、天丼だけを食べに行くこともあります。この時は、天丼を頼んだうえで追加トッピングをするのですね。マイタケ、いいね。アナゴ、250円で1本食べられるのサイコー! キスをもう一匹追加というのもいい。しかも、その季節ごとの限定品というものもあります。例えばメゴチ。天ぷらタネとして、ギンポに並んでファンが泣いて喜ぶ位置に属するメゴチをわずか120円で食べられるのは嬉しい限りです。春にはホウボウがあったりしますし、現在は「松茸と銀杏ほうれん草のかき揚げ」が200円で食べられます。
このように、「飲み屋としての利用もよし」「季節を感じられる天ぷらもあり」「天ぷら専門店でなくては食べられないタネを安く食べられる」という利点がてんやにはあるのですね。
そして、てんやの素晴らしい点を最後にもう一つ。それは「チェンジ」ができる点にあります。例えば「オールスター天丼」や通常の天丼を頼んだ場合に、同額以下の天ぷらだったら変更が可能なのです。私は「天丼」に含まれるカボチャの天ぷらはあまり好きではないのですが、70円のカボチャを同じく70円のナスに変更してもらいます。これで満足度92%ぐらいだった500円の天丼が、満足度100%に上がりました!