「さらに、安いのがハウスワインです。赤・白ともにグラスワインが100円で、250mlのデカンタが200円、500mlデカンタが399円です。居酒屋で1杯飲むよりも安いので、ちょっとした晩酌に使っている人も少なくありません」(小浦氏)
ランチタイムのリーズナブルさも見逃せない。
「ランチメニューはサラダとおかわり自由のスープがついて全品500円。3種類のパスタと3種類のドリア、そしてハンバーグなどのお肉系メニュー3種類から1種類を選ぶシステムです。お肉系メニューにはライスもついています。ドリンクバーも通常は190円ですが、ランチタイムは110円となっていて、かなりお得感が出ています」(小浦氏)
シンプルで飽きないからこそリピーターになれる
もちろん、いくら安いといっても、料理のクオリティーが低いと意味がないわけだが、その点はどうなのか。少なくとも週に1回はサイゼリヤに通っているという30代会社員の女性Kさんはこう話す。
「安いのもありがたいんですが、それと同時に飽きのこないおいしさだということがお気に入りポイントです。パスタにしても具はそれほど多くなく、比較的シンプルな味付けで、常に安心して食べられるというイメージ。『1回食べてもう十分』ということはまったくなく、『また次も食べたい』と素直に思える味なのがいいですね」