「私が『キツイな』と思うのは、“イカ系”のおつまみです。北陸新幹線に乗った時に、隣りに座った方がホタルイカの燻製を肴にビールを飲んでいまして、その香りが強烈で気になりました。後はマクドナルドもにおいが強烈です。相当離れた席で食べていても、一発で『マクドナルドだな』と分かります」
独特の“車内臭”で新幹線酔いする子どもも
一方、嫌われるにおいの代表格とも言えるのがタバコ。最近では全席禁煙の車両がほとんどで、喫煙者は喫煙ルームでタバコを吸うようになっているが、まだ一部では喫煙車両も残っている。“超”が付くヘビースモーカーの男性は、先日喫煙車両に乗って、こんな感想を抱いたそうだ。
「自分も吸っておきながらなんですが、車両に乗って周りの様子を見ると、タバコを吸う時だけわざわざ喫煙車両にやって来て、吸い終わると出ていく人がかなりいるんです。タバコは吸いたいけど、タバコのにおいがつくのはイヤってことですよね? 『そりゃ喫煙車両もなくなるわ』と思いました」
また、新幹線独特の“車内臭”が耐えられない人もいるようだ。都内在住の会社員の男性はこう語る。
「ウチの子どもは“新幹線酔い”が酷いんです。車もバスも大丈夫で、普通の電車も問題ないのですが、新幹線に乗ると酔ってしまいます。新幹線は窓が開きませんし、扉の開閉も頻繁ではないので、その“密閉感”と、それに伴うにおいのダブルパンチがキツいようです」