残高不足だと利用ができなくなるので、使用状況に応じてオートチャージの設定も必要になるでしょう。前払いなので手持ちのお金以上に際限なく使うことができないため、「使い過ぎ」のリスクが低いのはよいところですが、都度チャージする手間を煩わしいと感じる人もいるでしょう。
クレジットカードとの併用がオススメ
また、クレジットカードではないので、公共料金の毎月自動引き落としには原則対応していません。ポイントを効率的に貯めたいという方はクレジットカードと合わせて利用する方法をおすすめします。
例えば、携帯料金などの自動引き落としは還元率が高いクレジットカードを利用し、普段の買い物では現金の代わりにLINE Payカードを利用する──などです。LINEの友達同士の送金や割り勘の気軽にできる点も、特に若い世代にとっては利用価値があるかもしれません。
手持ちのクレジットカードに加えて、これまで現金で支払ってきた部分をこうした高還元率のプリペイドカードに変えることでよりポイントを効率的にためることができます。ただし、明細の確認など支払い管理にはクレジットカードと同様、十分注意すべきでしょう。
◆はなわ・ようこ/ファイナンシャル・プランナー、CFP認定者、1級FP技能士。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、外資系投資銀行に入社。退職後、FPとして独立。『夫婦で貯める1億円!』『貯金ゼロからでも大丈夫!夫婦で一生に必要なお金がしっかり貯まる本』『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』など著書多数。http://yokohanawa.com/index.html