投資

大化けする銘柄の傾向とは? 意外と身近な「テンバガー」

旬なテーマがある企業

「旬のテーマ」はテンバガーの重要な手がかりです。テーマはその時々で変化していきます。

 たとえば、リミックスポイント<3825>。電力事業を中心に展開する会社ですが、2016年、新規事業として仮想通貨取引業を行う「BITPoint」を設立しました。ビットコインなど仮想通貨への注目度の高まりとともに、ビットコイン関連銘柄として資金が流入し、足元の株価は暴騰しています。

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 過去には、インバウンド銘柄が注目を浴びたときに、ドンキホーテ<7532>、ラオックス<8202>などの株価が大きく上昇しました。2016年にはフィンテック銘柄として、さくらインターネット<3778>、マイナンバー銘柄では、ITbook<3742>などがテンバガーとなっています。

業績拡大が期待できる材料がある

 ミクシィ<2121>は国内SNS「ミクシィ」を運営していますが、収益の柱は2013年10月に投入したスマホゲーム「モンスターストライク」です。この大ヒットによって、2015年3月期の営業利益は対前年比110倍近くとなり、株価も大きく値上がりしました。

 その後はやや低迷しましたが、現在は主力の「モンスト」の大型アップデートで復調し、大きく株価を回復させています。

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 ミクシィやガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、コロプラ<3668>などスマホ関連のゲーム開発企業は、大ヒット作が出ると業績に与えるインパクトが非常に大きくなります。そのため、業績拡大への期待感から資金が流入し、テンバガーになる可能性が高くなるのです。

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