YouTube、ツイキャス、ニコニコ動画など、誰もがネット無料で動画を見ることができ、同時に誰もが「配信者」になれる時代になっている。「近年、知名度を上げるためにも表現の場としても貴重で、かつ大切な収入源となっているのが、動画配信サイトです」──こう話すのは、2017年から自称「プロニート」としてフリーで活動している元グラビアアイドルの原田真緒さん(29歳)だ。
「10年ほど前からニコニコ動画で歌に合わせてダンスを披露する『踊り手』が増えたほか、一般人のコスプレイヤーのなかからも人気化する子も登場しています。それは、動画配信サイトを中心に、自由に表現ができる場が増えているからだと思います」(原田さん。以下同)
とはいえ、「動画配信をマネタイズするのは難しく、配信業だけで生計を立てている人は一握りしかいないのでは?」と原田さんはいう。フリーで活動している人にとって、動画配信サイトから得られる収益はどのようになっているのか?