こんなことをいちいち説明するのも面倒くさいので、「ガラケーなんで見られないんです」で済ませます。そうすると大抵の場合「はっ、この人はいつの時代を生きているんだ……」と呆れられ、さらには「まぁ、そういう変わった人なんだろうな……」と思ってくれ、以後余計な催促など来なくなります。
そして、何よりも重要なのが「ネット断ち」こそ必要だってことです。目の前に大事な人がいるのに、常にスマホばかり見て上の空の人って時々いるじゃないですか。あれって相当失礼な行為だと思うんですよね。これをしないだけで、時々「あなたは誠実だ!」なんて言われることがあります。しないというより「できない」のですが、これだけで妙に評価が上がることもあります。
それにしても不思議な現象がありまして、ここまでガラケーのままだと、周囲の人々が「頼むからスマホにしないで!」や「絶対にガラケーのままでいろよ!」や「あなたがスマホにしたらショック!」と言い出すようになることです。お前らは快適スマホ生活をしていてオレにはそれをさせないとは何事だ! と思いつつも、こうして超マイノリティーである状態を認めてくれる人に囲まれた幸せガラケー人生を満喫しております。