乾電池は高めのものを買ったほうがいい?
消耗品である乾電池はできるだけ安く収めたいということで、100円ショップで購入するという人も多いだろう。単三電池であれば4~5本パックが100円で売られており、その価格はメーカー品の4分の1程度だ。
しかし、100円ショップの乾電池はメーカー品よりも長持ちしないという話も聞こえてくる。実際にはどうなのだろうか。家電事情に詳しいフリーライターAさんはこう話す。
「結論から言うと、100円ショップの乾電池もメーカー品も“持ち”については、そこまで変わらないと思います。ただ、メーカー品では液漏れ防止の加工がしてある一方で、100円ショップの乾電池は液漏れ破損の可能性があるものもあり、その点は注意する必要があるでしょう。乾電池を長期間続けて使う場合、あるいは長期間保存しておく場合は、メーカー品の方が安心でしょう」
値段が高いメーカー品でも、まとめて購入すれば多少は安くなるようだ。
「たとえば、ある家電通販サイトを見てみると、パナソニックのベーシックなアルカリ乾電池『LR6XJK』の単3形4本パックは474円ですが、20本パックなら1540円です。1本あたりの価格は35%ほど割安になります」(Aさん)
頻繁に交換する場合は充電池、長期間保存にはメーカー品の乾電池という使い分けも賢い方法のひとつかもしれない。