たとえば、MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信だ。ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏が解説する。
「これはTOPIX連動型ですが、運用資金の一部を現金で保有しているのが特徴です。TOPIXの変動が激しいときには、自動的に株式への投資割合を下げて現金の保有比率を大きくすることで、価格の変動を抑えるのです」
さまざまな商品があるETFの選び方について、前出の目黒氏が語る。
「ETFは日経平均などの普段誰もが目にしやすいものと連動するものが多いので、値動きが分かりやすい。だからといって、日経平均連動型ばかりを買っていてはリスクヘッジできない。そのためには分散投資することです。外国株や金や原油、不動産投信など幅広く投資することで、安定的なリターンを得ることに繋がります」
※週刊ポスト2017年11月10日号