老若男女に親しまれているファミリーレストラン。その中でも、リーズナブルなイメージで人気となっているのが『ガスト』だ。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生さんはこう話す。
「もともと『ガスト』は、日本国内におけるファミリーレストランの先駆者的存在である『すかいらーく』グループの実験店舗として登場しました。そして1992年に『ガスト』を低価格店舗ブランドとして大々的に展開するようになり、その後『すかいらーく』は『ガスト』に転換されていきます。
現在では『すかいらーく』グループの主軸として、1300店舗以上が営業。かつての『すかいらーく』に比べると、商品は安く、サービスも効率化されているということで、“リーズナブル”“庶民的”“安い”といったイメージが継続して持たれています」
安いというイメージがあるとはいえ、『ガスト』はファミリーレストランであり、牛丼チェーンや立ち食いそば店ほど安いわけではない。