投資

「毎月お小遣い受け取れる」…他 投資運用「悪魔の辞典」

日経平均株価は21年ぶりに2万2000円台になったが…(写真:時事通信フォト)

 日経平均株価が21年4か月ぶりの高値を更新するなど、上昇局面が続いている。投資に乗り出す初心者も多いはずだが用心も必要だ。金融機関やメディアが、投資を推奨するあまり、“暴走”するケースもある。

 彼らが発する甘い言葉の「裏」を知っていれば、老後資産運用を「守りつつ殖やす」ことができる。本誌は、投資に関する用語やフレーズの裏を詳らかにする「悪魔の辞典」を編纂した。投資の難しさと醍醐味を読み取ってほしい。

 まずは、最近どこでも聞こえてくるこの言葉から。これにも裏がある。

【爆騰中の今は投資の大チャンス】=金融機関も投資初心者をカモにする大チャンス。

 投資初心者の投資意欲を喚起する格好の言葉だが、もちろん誰もが儲かるわけではない。証券会社が手っ取り早く手数料を掻き集めるネタに使われ、特にシニアの老後資産が狙われることがあるので用心したい。

 シニアはこの相場を生かして、大きな勝負は避けて小さくても確実に利益を上げていく方が得策だろう。

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