日経平均株価は年末までに再び2万3000円台?
では、今後日経平均株価はどのように動くことが想定されるのでしょうか? 私としては「年内まで見れば、もう一度2万3000円乗せがあってもおかしくない」と考えています。
ただ、これまでのように一直線に上昇するということは考えづらい状況です。すでに、かなりエネルギーを使って上昇、下落しましたので「相場も休養するよ」という感じで、直近はゆっくりした動きになる可能性が高い、と私はイメージしています。
ちなみに過去の日経平均株価の動きを確認すると、だいたい年間に4500~5000円程度動いており、2万3000円台という価格は今年の最安値である1万8202円から約5000円上昇した価格です。ですから私としては、「年間値幅のことを頭に入れながら直近高値圏では慎重にトレードした方が良い」と考えております。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。