【2人目:アパートの隣の部屋の住人・B】
あるアパートに住んでいた時のこと。そこは同じ階に3つの部屋があったのですが、その中の住人の一人がとにかく神経質な人物で、部屋のカギを閉めたかどうかドアノブを勢いよく何十回も毎朝回して確認する人物でした。そういったこともあり、同じ階に住んでいるBさんと、いつしか「あの音うるさいですよね……」と言い合う関係に。そして、ある日……。
B:「とにかくあの音うるさいですよね……。そういえば、こうして同じ問題を共有しているだけに、ご近所さんのよしみで、私が買うことのできるすごい製品をあなたにも売ってもいいですよ。私の部屋の前にあるこの段ボール、いつも見るでしょ? これ、本当にいいからこんなにたくさんあって、私はお友達にも分けているの。あなたもどう?」
私:「いやぁ、もうウチも色々ありましてね」
B:「あっ、そっ。じゃ、いいわ(ガチャン、とドアを閉める)」
*以後、一切挨拶もなくなる。
【3人目:昔からの知り合い・C】
彼女は東京から一旦地方都市に結婚で引っ越したものの、その土地は仕事が少ないために東京に戻ってくる。ある日、フリーライターをしている私のところに「私、東京に帰ってきたので久しぶりに会いましょうよ!」とお誘いが。こちらも会えるのは嬉しかったため、アポを取る。