儲けているカリスマ投資家さえも、悔やんでも悔やみきれない大爆騰はある── 彼らの「反省の弁」は今後の投資を成功に導く大きなヒントになるはずだ。
外食業界で全国的に店舗を急拡大している串カツ田中(マザーズ・3547)に注目していたというのは、今年4月時点で8600万円だった資産を11月に4億円にまで増やした落ちぶれ株死氏。しかし、大儲けの中に串カツ田中は含まれていなかった。
「昨年9月に上場してから右肩上がり。1年余りで約6倍になりましたが、ここまで上がるとは想像できず、投資対象から外してしまったんです。私は同じような外食産業株で、寿司居酒屋を展開するヨシックス(東1・3221)で儲けました。半年で2.5倍になったので先見の明があったと自負していましたが、上昇率は串カツ田中の方がはるかに上。見る目がなかったと反省しきりです」
こうした経験から学んだのは、好業績、高配当、低PER(株価収益率)といった“買いポイント”が揃ったものは素直に買うということ。