だが、転んでもタダでは起きない。当時、インバウンドから切り替えた銘柄が大きく育ちつつあるという。
「円高気味だったため、内需関連株が来ると予想して、業務用厨房機器メーカーのマルゼン(東2・5982)に注目しました。厨房機器は導入後もメンテナンスでの安定収入が得られるだけでなく、自動調理に強みがある同社製品は、人手不足に悩む外食産業の『省力化』に貢献できる。実際、人気外食店でも導入され、株価は今年に入って2倍以上になっていますが、まだ上値を追えると見ています」
●ごはっちゅう/高配当な割安株に集中投資するのがスタイル。“誤発注”した経験から「御発注」というハンドルネームにした。ツイッター@erroneousOrder
※週刊ポスト2017年12月8日号