【ルール2】“じゃが・たま・にん”は使わない。「時短食材」だけを活用
平日に使う食材は「調理の手間が少ないもの」に限定している。
「食材には“時短食材”と“面倒食材”があると思っています。面倒食材の代表は里いもやかぼちゃ。皮をむき、火が通るまでに時間がかかるじゃがいも・玉ねぎ・にんじんも面倒。特ににんじんはまな板に色がつき、洗うのが大変なので、平日は使いません。その点、皮がなくて、すぐに火が通り、ゆでただけで食べられるブロッコリーやスナップエンドウはよく活用しています」
【ルール3】煮る&揚げる調理はしない。平日は焼く&炒めるだけ
油がハネて掃除が面倒な揚げ物、時間のかかる煮物は平日はやらないのがマキさん流。主菜は魚と肉を1日おきに、フライパンかグリルで焼くだけ。味つけも、塩こしょうなどシンプルで、1つの料理に何種類も調味料を使うことはない。そして肉は、豚肉ならコマよりも厚切りロースなど、“塊”を買うという。
「厚切り肉なら、裏返す枚数が少なくてすむし、味つけも塩こしょうで充分おいしくなります。単価は高いですが、切り落とし肉だとボリュームを出すため野菜と一緒に炒めたりして、その分コストも手間もかかります。それならちょっと高くても時短になる厚切り肉を選びます」