【1】クローゼットの中の洋服をすべて出す
「全部出してクローゼットが空っぽになった状態で一度ほこりや汚れの掃除をしましょう。全部出してみると、クローゼットの形や大きさを改めてみることができて、どこになにを入れるのがいいか、計画が立てやすくなります」
【2】出した洋服をひとつひとつ見極めて、いるもの、いらないものに分ける
「新品でもしばらく来ていない服などは迷うと思いますが、ワンシーズン一度も袖を通していなかったら、今後も着る可能性は100%ないと思っていいでしょう。思い切って捨ててしまいましょう」
【3】いるものだけが残ったらクローゼットへの収納スタート
「洋服は、色別や形別に分けてグラデーションのように並べると、黒ばっかり買っちゃうとか、同じタイプの服ばっかり買ってしまっているな~、などの気付きがあります。ハンガーで掛ける場合も、引き出しに並べる場合も同じです」
片づけ終わってからリバウンドをしないためのポイントについては「一枚買ったら一枚捨てるというルールを作っておきましょう。欲に任せて買っていたら元の木阿弥。すぐにクローゼットに洋服が入りきらなくなる日がまた訪れて、自分の持っているモノが把握できなくなり、無駄遣いもまた増えていきます」とのこと。
ちなみに館山さん自身は「自分の持っていた服と向き合ったときに、安いから得だと思って買ってしまったけど全く着ない服があることに気付きました。その後は、自分が本当に好きなもの、欲しいと思うものだけを買うようになりました。クローゼットの中だけでなく、冷蔵庫や靴箱、キッチンの収納棚、本棚など、すべてに同じことが言えます」という。
まずは、クローゼットの片づけから取り掛かってみていはいかがだろうか。