特筆すべきは西友で、24日までの早割期間中、ネット注文限定で最大50%オフ商品が登場している。中には5000円のギフト商品が2500円で販売されているケースもあり、早割の魅力をまざまざと見せつける。早割で買うべきものについて、丸山さんはこう話す。
「やはりお歳暮とおせちは早割での購入がおすすめです。早割の期間中であれば送料無料のお店や、割引に加えポイント還元率が増加する店がありますから。クリスマスグッズも早割の対象になっていることが多いので、この時期に買いそろえておいた方がいいでしょう。ケーキの予約も同様です」
おせちに関しては、万一早割で買い逃したかたも、最後のチャンスが大晦日に残されている。消費生活アドバイザーの村山らむねさんが語る。
「31日の夕方4時以降になると、格安でおせちを放出しているお店があります。ただし、これはある種のギャンブル。売っていない、あっても欲しいものではないという可能性もある。基本は、早割を利用して購入した方がベターです」
このほか、冷凍食品や肉の買いだめも、クリスマスの週の前に終わらせておきたい。
「23日からはチキンなどの価格が上がるうえ、売り切れの可能性も高くなります。今年でいえば18日、19日の土日が買いだめのラストチャンス。早割を利用して、この2日で決着をつけましょう」(村山さん)
ここを逃すと、年明けまで苦労しそうだ。
「クリスマスが終わると、売り場は一気に正月ムードになります。食品売り場がかまぼこや数の子で埋め尽くされ、野菜も三つ葉やくわいなどお正月に使う物が優先されて、普段の食材が買いにくくなってしまいます」(村山さん)