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小田急線の急成長タウン「海老名」は本厚木を超えるか?

海老名vs本厚木のバトルが勃発中

 小田急線の相模大野以西といえば、ずっと本厚木の天下でしたが、海老名の急成長により、そのパワーバランスは変わりつつあります。厚木にはマッカーサーが降り立ったことで知られる厚木飛行場や(実際の厚木飛行場の住所は大和市、綾瀬市)、2008年にB級グルメコンテストで優勝した「厚木シロコロ・ホルモン」などがあり、知名度では後塵を拝する海老名ですが、駅前の充実度は今や良い勝負。勢いという点では、海老名に軍配が上がりそうです。

 小田急も海老名の開発には本腰を入れているようです。現在、駅からすぐの場所にタワーマンションが建設中で、これにも小田急グループがしっかり関わっています。2016年には、小田急の有料特急列車「ロマンスカー」が海老名に停車するようになっており、“海老名シフト”の傾向は今しばらく続きそうです。

 しかし都心まで通うなら、海老名は限りなく限界値に近い場所でしょう。ロマンスカーは停まるようになりましたが、それでも新宿までは最速で42分。帰りはともかく、朝は町田で座れなければ、終点まで座れる可能性は低いでしょう。駅前の充実度には目をみはるものがありますし、相模川や丹沢、湘南など、自然に触れ合える場所や行楽スポットにも近いのは大きな魅力です。通勤先が近いか、遠くても苦にならない人なら海老名に住む選択肢は十分あると思います。相鉄なら始発駅なので、横浜に通いやすい点もポイントでしょう。

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