また「弱気の強気」と言いますが、1トルコリラ=29円台まで回復した際、「また1トルコリラ=28円台まで下落するのではないか」という不安から売り玉を新規で持ったトレーダーの方がいることも考えられます。それによって売り玉の枚数が増えた可能性もあります。
ボーナス資金の流入
では続いて、トルコリラ円相場について今後の見通しを考える上で、どのようなことがポイントになり得るのか、私の考えをお伝えします。
私が1つ意識しているのは「ボーナス」です。12月はボーナスシーズンであり、まとまった資金が入り、その資金を投資に回そうと考える投資家も数多くいるようです。
そして、どの通貨に投資しようかと考えたときに、候補に挙がりやすいのがトルコリラではないでしょうか。
トルコ中央銀行は12月14日に、政策金利を8.00%に据え置くことを発表しましたが、例えばくりっく365のトルコリラ円相場で買い玉を保有すれば、1万通貨あたり約90円/1日という高いスワップ金利が得られます。