宝くじの当せん金が受け取れるのは支払開始日から1年以内。それを1日でも過ぎれば時効になる。全国自治宝くじ事務協議会の発表によると、平成28年度の時効当せん金は181億円で、その中には1億円以上の当せんが15本あったという。
例えば、大みそかに抽せんされた「年末ジャンボ」宝くじ。1等の前後賞1億5000万円が4本も未換金のまま。1等はすべて換金されているので、バラで買われたかたが見落としている可能性があるだろう。また、2等1500万円は38本も引き換えられていない。
さらに、「年末ジャンボミニ1億円」の1等1億円が5本、「年末ジャンボプチ1000万」の1等1000万円が74本も換金されていない。(すべて平成29年11月20日現在)
これらの当せん金は、平成30年1月4日に支払期限を迎える。どこかにしまい忘れている宝くじがないか、もう一度確認してみるといいだろう。
なお、時効当せん金は収益金と同様に、発売元の地方自治体へ納められる。丸っきり無駄になるわけではないので、ご安心してほしい。
※女性セブン2018年1月4・11日号