掃除機に比べて安上がり?
ドライシートに比べてコロコロでの掃除は多少大変だという。
「ハンディタイプのコロコロで部屋全体にある床のホコリを取ろうとすると腰を曲げて作業をしなくてはいけないので、体にかなり負担がかかります。だから、私の場合は柄が長いタイプのコロコロを使って立って掃除をしています」(Aさん)
コロコロ掃除の大きなメリットが、ホコリが舞いにくいということだ。
「私は花粉症を持っているので、掃除機から出る風で部屋にホコリが舞うのがツライんです。コロコロであればホコリが舞うこともないのでありがたいですね」
ドライシートやコロコロは、基本的に使い捨てだ。つまり、掃除をするたびにコストがかかるということになる。
ドライシートやコロコロは商品によって価格は異なるが、たとえば『クイックルワイパー』であれば40枚入りが600~700円程度で売られている。仮に650円だとして、1枚約16円。1回の掃除で2枚を使ったとすれば32円かかることとなる。
“コロコロ”も値段は様々だが、安いものであれば1巻(70~80周)100円程度で売られている。1回の掃除で2周分を使うとすれば、1回あたり約3~4円程度のコストだ。
ドライシートとコロコロの掃除を3日に1回する場合、上記の計算だと年間のコストは約4500円。2日に1回なら約6500円となる。掃除機の価格はピンからキリまであるが、数万円のものを買うよりは、ドライシートとコロコロを駆使したほうが安上がりになるかもしれない?