最後にお金。できればお金は1日いくら、1週間でいくらなど、入れておく現金を決めておくといい。「月にいくらか現金として使っていい金額を決めて、銀行からおろしたら、財布には1日5000円とか1週間に2万円とか、金額を決めて入れておくのも選択肢のひとつ。残りは、家の別の場所に保管して、足りなくなったら補足するのがベターです。毎日入っている金額が決まっていれば、夜、財布を見たときにいくら使ったかは一目瞭然。家計簿をつけたくない面倒くさがり屋さんでも、一発で把握できます」
館山さんは「財布の中身をキレイにできたら、ほかの片づけにも取り掛かりやすい」という。「いつも使う財布なので、中がきれいだと、使う度に『きれいだな』『気持ちいいな』という感覚が芽生えるはずです。キレイ=気持ちいいという感覚を覚えると、家の中の片づけにも取り掛かりやすくなるのでは」とのことだ。