また、月足チャートにて移動平均線(トレンド系のテクニカルツール)を確認すると、長期線が一番上にあり、他の短期線や中期線と価格差がありました。
移動平均線の法則に従えば、今後その3本の線が徐々に収縮してくることが想定されますが、移動平均線が収縮した状態で、ローソク足が移動平均線の上に乗ってくれば、上昇トレンドに転じる可能性があると考えます。
ただ、移動平均線の3本が収縮するまでには、あと半年程度はかかる可能性もあります。それまでの間は少し上昇したと思ったら下落する、というような形でレンジのような動きになる可能性がある、というのが私の見方です。
以上、「一目均衡表」や「移動平均性」などのテクニカルツールを、私がどのように活用しているのか、その一部を紹介いたしました。
もちろん全てのことをお伝えできたわけではありませんが、実際に私はテクニカル分析を徹底的に活用して相場を読むことで、これまでの億の利益の獲得につながっていると思っています。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。