60歳で定年退職後、東京から東北地方の過疎地域に移住した男性（69）は理想とのギャップをこう語る。
「コミュニティの行事に参加しないと“都会の人はコレだから”と陰口を叩かれて、プライバシーもお構いなし。濃密な人間関係が苦痛で、都会にトンボ帰りする人も結構います」
もちろん、“都会にUターン”となればさらに出費はかさむ。老後の資金計画を大きく狂わせかねないだけに、ブームに乗るだけではない慎重な判断が必要だ。
※週刊ポスト2018年1月12・19日号
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