しかも、小柄な陛下と背の高い大公が1枚に収まるよう身を屈めてやや下から撮影することで“2ショット”が撮れたという。撮影場所といい、タイミングといい、さらにはそこでのポジション取りも含めて筋金入りの“撮り鉄”という印象だ。
そんな細矢さんは長年、運転士として京王各線の運転を担当し、さらには運転士を養成する「指導運転士」もしてきたエキスパート。沿線の風景も知り尽くした細矢さんが勧める京王電鉄の撮影スポットはどこだろうか?
「1つ目は、笹塚から見た大きな富士山です。笹塚駅から少し幡ヶ谷寄りに跨線橋があって、その上から京王線ホームとその延長線上に見える富士山を捉えることができます。
2つ目は『あじさいと井の頭線』です。あじさいが咲く季節、井の頭線の新代田と東松原の間の線路沿いあじさいが咲く場所があり、とても綺麗に撮れるスポットです。
3つ目は多摩川の鉄橋(中河原~聖蹟桜ヶ丘駅間)です。ここは季節によって色んな撮り方ができる場所ですね。青空を入れると、とても綺麗ですよ」